いつか再会する時まで


外に出ると凛はまだ出てきていなくて、少し待つと、凛が嬉しそうにお店から出てきた。
いい買い物が出来たのだろう。
何を買ったのか聞いてみることにした。




「凛はどんなやつにしたの?」

凛「あたしは胸元にオフショルダータイプの薄いピンクの水着で下がスカート。
玲音は?」

「胸元がフリルの黒い水着」



それを言ったら凛は少し顔を赤くして何かを言いかけたように見えたが、何が言いたかったのかわからない。









お店を出ると女性の黄色い悲鳴が聞こえるのに気づく。
凛と顔を見合わせて少しうんざりした顔をすると、声の方へ寄っていく。


思った通りその声の真ん中にはハル達がいて、紫苑は瑠衣と瀬那に庇われながらも気分が悪そうだった。