終業式が終わり、私たちはショッピングモールに来ていた。






瀬那「んじゃ、水着買い終わったら集合な〜」

「了解」






そして、すぐに皆と別れ凛と2人きりになると色々なお店を見て回った。



「凛、どのお店がいい?」

凛「うーん……2番目に行ったお店かなぁ」

「ふっ、一緒だったね」





無意識に表情が緩む。
お互いに顔を見合せ少し吹き出して、お店へと歩き出す。





「じゃあ先に買った方はお店の外で待ってることにしよ」

凛「分かった」





私はまず店内を1周ぐるりと見て回る。
凛にはどれが似合うだろうなと自分の水着よりも先に考えているのに気づき苦笑する。
ようやく自分の水着を探し始めたところで、ある一点に目がいきそれを買うことにした。