いつか再会する時まで






凛の話を聞いてた次の週の月曜日。
学校に行くのもあと3日ということで、湊と瑠衣は浮かれていた。







湊「ねぇ、皆は家に帰るの?僕はそうつもりだけどぉ」

「私は帰るよ」

朔「…俺も帰ろうかな」

魁斗「俺はもちろん帰るぞ」

瑠衣「俺も帰る。毎日ここにいんのも飽きたしな」






紫苑が答えないことを不思議に思いつつ、紫苑を見ると、何かを迷っているようだった。

紫苑「俺は……」

瑠衣「お袋が心配してたっての。親父も帰ってこいだとさ」


何で瑠衣がそんなことを知っているのだろう。そう思っていると朔が傍に来て小声で言った。


朔「紫苑はね、事情があって瑠衣の家で暮らしてるんだよ」


……なるほど。
その“事情”とやからが紫苑の過去だろうなというのは簡単に予想がつく。
まだ踏み込むべきではないだろう。
ここに来てから紫苑とはあまり関わっていないから。