少し経って落ち着いたようで、凛は服を濡らしてしまったことを謝ってから事情聴取のために警察に行った。 私も女性警察官が乗ってきた車に乗せてもらい、凛の事情聴取が終わるのを待つ。 何十分もしくは数時間してから凛は取調室から出てきた。 その顔は少し晴れやかでもあり、これからの不安も現れていた。 「今日は誠さんの家に泊まろう。 事情は話してあるから」 こくりと頷く凛の手を安心させるようにギュッと握り、ゆっくり歩いて帰る。