いつか再会する時まで




魁斗「あぁ。玲音は俺達と……」


ハルが何を言っているのかは分からないが、魁斗の顔に戸惑いの色が見える。
電話が終わり、渡しに携帯を返すと、4人に向かって言った。









魁斗「バスケで5on5をして勝った方が玲音と旅行に行く。
今から行くぞ」


………ハルが提案したんだろうけど、魁斗達と旅行に行かせる気サラサラないよね。
魁斗達がハル達に勝てるわけがないと思うんだけど。
バスケをしている年数でも、実力でも。







いつものバスケコートに着くと、そこには先に行った旭とハル達の5人が揃っていた。


魁斗「ルールは?」

旭「ルールは単純。5対5で制限時間内に点数が高かった方が玲音と旅行に行く。それだけだ」


魁斗と旭の間でバチバチと火花が散っているように見えるのは私だけではないだろう。
いつもの様子に智也と朔は苦笑いをしていた。
でも、それも試合が始まるまで。