15分後、玄関の音が開いたと思ったら、足音が1つじゃないことに気づく。
「湊、誰を連れて、きて……って凛と旭?凛は分かるけど何で旭がここに?」
旭「玲音がこいつらとだけ旅行なんて、俺が許すわけないから」
「別に行くとは言ってな、……そうだ、凛なんて返事したの」
凛「“行く”って言った」
え、嘘でしょ!?凛は行かないと思ってそれを言ったのに!!
男嫌いの凛が5人も男子がいる旅行に行くなんて、どんな心境の変化が……
凛「玲音と旅行行きたかったし。玲音が信じるこの人たちを信じてるから」
理由を尋ねるとそんな返事が返ってきた。
バイブ音が鳴り、電話に出ると相手はハルだった。
遥『玲音!魁斗たちと旅行行くってホントか!?』
「……は?なんで知って、」
遥『さっき旭から連絡きた!』
そう言われて旭を睨むと、にこりと微笑まれて目をそらす。
遥『魁斗たちと行くんなら、俺たちとも行ってくれるよな?』
………面倒臭いことになった。
魁斗「誰と電話してるんだ?」
「ハル、いや遥と。」
魁斗「変わってくれ」
そう言われて魁斗に携帯を渡す。
