湊「そうだ!夏休みになったら旅行行こうよ!」
瑠衣「湊にしては珍しくいい提案すんじゃねーか」
湊「珍しくない!いつもだもん!」
「それって私含まれてる?そんなわけないよね」
恐る恐るそう尋ねるも……
湊「もちろん玲音も行くんだよ〜!」
「……嫌だって言ったら?」
朔「玲音は俺たちと旅行するの嫌なの?」
「……いや、別に」
朔「じゃあ何も問題ないよね」
にこりといつもより爽やかな笑みを浮かべた朔にそう言われた。
……逆らえない雰囲気になってるけど、それよりも。
「……湊と瑠衣。この前2人とも赤点取ってるんだから、今回赤点取ったら旅行どころじゃないよ?補講が待ってるから、夏休みはないと思うよ」
私の言葉に2人はだんだん青ざめていく。
そして、問題を解き始めた。さっきよりも速く、かつ真剣に。
紫苑「……2人とももっと早くから真剣にやってればいいのに」
紫苑の呟きにうんうんと頷いている朔と魁斗。
私も思わず頷いてしまった。
