いつか再会する時まで




「いいよ。」


5人とも、私の言葉を理解出来ていない顔をしている。


「生徒会入る」


湊「ほんと!?やったぁ!」




飛び跳ねて喜んでいる湊、微笑んでいる朔、うんうんと頷く魁斗、ガッツポーズでもしそうな瑠衣、あまり表には出てないけれども少し嬉しそうな紫苑。

5人が喜んでくれているのが分かって、私まで嬉しくなった。そしてすぐに瑠衣が外に出ていった。何をするんだろうと思っていると放送が流れた。






瑠衣「生徒会から連絡する。今日から1ーB神崎 玲音が生徒会役員になった。繰り返す。
神崎 玲音が生徒会役員になった。」


……普通は先生がするものだと思うのだけど……。この学校ってやっぱり特殊なのかと考えていると瑠衣が戻って来ていた。