いつか再会する時まで



湊side


さっきまで教えてくれていた玲音は自分の勉強に戻ったが、一つ気になることがあって玲音を見つめる。
そうすると、視線を感じたのか玲音がこっちを見て目が合ってしまう。




玲音「…?どうしたの」

「えぇっと…。あのさ!玲音ってある美容室で働いてる彩葉って人知ってる?」

玲音「彩葉さん?何で?」



玲音の反応にやっぱり、と思う。


「彩葉は僕の姉なんだけどぉ……ってことは、玲音が通う美容室って」


玲音にその美容室の名前を聞くと、やはり自分の家だった。
そのことを伝えると、少し驚いた顔をする玲音。どうしたのか聞いてみると、こう返ってきた。



「いや、彩葉さんが“私の可愛い弟も白鷺高校なんだよね〜。もしかしたら出会っちゃったりして!?”って冗談で言ってたけど、本当にそうなったから」


……姉貴そんなこと言ってたのかよ。
次家に帰る時に文句を言ってやろうと思いながら、パーティーの日の夜を思い出す。