それから数十分後、黙々とやっていた紫苑と朔も集中が切れてきたようで、問題を解くスピードが遅くなっていた。
「一旦休憩にしようか」
そう言って私は紅茶を入れる。
そして、クッキーをお皿に出し、みんなの前に置く。
「疲労回復に効くオレンジピールティーだよ。」
魁斗「ありがとな」
私は皆が休憩している間に瑠衣と湊の問題集を見て、どこが分かっていないのか把握する。
朔「玲音も休まないと。あいつらの勉強見るの大変でしょ」
「そうだね。その口ぶりだとこの前は朔が見てたんだ?」
朔「この前、というよりいつもかな。
今回は玲音がやってくれてるから自分の勉強が出来るし、あいつらに何度も教えなくていいし疲れないよ。」
「なら良かった」
朔「まぁでも、疲れたら言ってね。変わるから」
その時はありがたく朔に甘えることにして、私は出来ることを探す。
