いつか再会する時まで




しばらく言葉が出なかった。
玲音は俺のために父親と話をしてくれていたのだということを凄く実感した。
そして、父親も祖父に認めて貰えなかったことを初めて知った。






朔父「ふっ、ふはははは!」


いきなり笑いだした父親に玲音は訝しげな目を向ける。


玲音「……何がおかしいんです」

朔父「いや、何もおかしくない。
そうだな…。俺は忘れていたようだ。
自分の父に認めて貰えなかった時の辛さを。
思い出させてくれてありがとうな」

玲音「……なら良かったです」



まだ信じていなさそうな顔で棒読みでそういう玲音に対し、父親はまた笑い出す。