いつか再会する時まで



朔side





途中で玲音とはぐれてしまってそれから見つかっていない。
1度会場内を全て捜したのだが、見つからなかったため、焦っていると父親を睨みつけている玲音がいた。
何で玲音が父親を睨みつけているのか気になり、ギリギリ声が聞こえる近くまで行く。
玲音もパーティー会場だということは忘れていないのだろう。できるだけ声を抑えてはいるが、声色には怒りが混じっていた。










玲音「朔が何でも1番を取る事、完璧であることに固執するのは貴方のせいですか?」




玲音の口から出たのは俺の話題だった。
玲音を呼ぼうとした声は出ずに消えていく。




朔父「1番をとるのは悪いことじゃないだろう?」

玲音「確かに悪いことじゃない......けど、貴方は褒めてあげていますか?朔のことを。
褒めて貰えないってことは自分を認めてもらえてないと同じことなんです。」




玲音の表情は痛々しい。いつもの中性的な声には実感が籠っていた…。