いつか再会する時まで




待ち合わせの場所に着くと、もう5人とも揃っていた。
5人ともフォーマルな格好をしていて、普段よりカッコよく見えた。
恥ずかしくて車から降りようとしない私に対して母さんが呆れたように言う。




絵梨花「……はぁ、何してるの?せっかく着飾ってるのに。メイクもしていないいつもより綺麗なんだから自信持って」

「うぐっ」


ため息をついた少し呆れたような声はグサリと心に刺さる。
その通りなんだけど!その通りなんだけど……でも!
母さんは仕方なさそうに私の腕を引っ張り車から引きずり出す。




絵梨花「さぁ、後ろ向いてないで5人の方を向きなさい」


くるりと私の体を反転させる。
なんて言われるのか怖くて私は俯いたまま。





湊「玲音、顔を上げて?玲音はとっても綺麗だから」


その声にゆっくりと顔を上げると皆の顔が驚きに染る。


「……やっぱり似合わな「可愛い!」え?」


湊「玲音めっちゃ可愛い!
そのドレスすごく似合ってるよぉ!」

朔「メイクもしてる?いつもより柔らかく感じる。」

瑠衣「おまっ、そんな綺麗になるならいつもメイクしろよ!」


瑠衣は少し顔を赤くして私に言う。
思わずくすりと笑みをこぼす私に皆は不思議そうな顔をする。


「笑ってごめんって。皆こんな容姿でも不気味がったりしないから。
改めて皆は暖かいなと思って。
今までは気味悪がられたりしたからさ」


紫苑「玲音は気持ち悪くなんてない。綺麗だよ」


「……ありがとう」