いつか再会する時まで




絵梨花「そろそろ待ち合わせの場所に行きましょうか。」


母さんの言葉にハッとする。
のんびりしてて忘れかけてたけど、これからパーティーに行くんだった。
朔たちとは朔の家の近くの人気のない公園で待ち合わせをしている。





移動している間に私をパーティーに誘った時の朔の表情を思い出す。
他のみんなと比べたら感情は豊かじゃないと思うけど、あの時の朔は異常だった。
“感情があるけど無理に押し殺してる”
そんな感じがしたんだ。
家の事をよく思っていないのかも、と感じたが聞くことは出来なかった。
踏み込んでいいのか測りかねていたのと、私が疲れていたから休みたいのもあって。
今日分かるかもしれないと、少なからず緊張している。