絵梨花「何度でも……謝るからあの時のこと。許してくれるなんて思ってないけど、それでも私がまだ貴女の母親である事だけは許して欲しいの」
玲音「……」
伊織「俺も。ごめんな。あの時酷い態度をとって。それに母さんの異変にも気づけなかった。
それでも、俺はお前の……玲音の兄でいたい。」
玲音は口を開いて掠れた声で2人に問う。
玲音「……家族に戻れるの?
もう前みたいにバラバラになったりしない……?」
伊織「あぁ」
絵梨花「もちろんよ」
玲音は2人の返答に涙を浮かべ伊織さんに抱きつく。
玲音「っ本当はまた3人でご飯を食べたかった。もう一度だけでいいからって思ってた」
伊織「これから何回でも一緒に食べればいいだろ?だから泣くな」
伊織さんは慣れた手つきで玲音を慰める。
……本当に良かった。
玲音が本音を打ち明けられて。
凛 side end
