凛side 「……っ話してくれてありがと。」 あたしの目には薄らと涙が浮かんでいる。玲音にそっと指で涙を拭われ少し笑顔になる。 朔「……それで今から話すんだよね。2人と」 玲音はこくりと頷く。2人をこの部屋に呼んであるそうだ。 部屋を出ようとするあたしたちに一緒にいて欲しいと頼む。 「私だけだと……不安だから。」と、少し目を伏せて言う玲音は、儚げな空気を醸し出していた。