いつか再会する時まで




それからお葬式の日はすぐに来た。
まだ完治していないため、その式の準備と片付けはできない。
それよりも……親族の目が怖かったんだ。
“何であんたが生きてるの”そう言いたげな目。
その目から逃れるように1人、部屋の隅で丸くなっていた。





お葬式が終わると、母さんが仕事に追われるようになった。
そして、私が母さんと兄さんと話す機会は無くなった。
母さんは仕事、兄さんは中学生になり、勉強と部活で忙しくなると、私が家事をするようになった。
1人で食卓を囲む日がほとんどだった。
後は“温めて食べて”と書き残したメモと夕飯を冷蔵庫に入れて、2人が帰る頃には寝るようにしていた。
会いたくなかったから。ただ単に「あんたが死ねばよかったのに」そう言われたくなかった。