いつか再会する時まで




目が覚めると1週間後だった。
母さんは病室に入ってくるなり泣きながら叫んだんだ。





絵梨花「っ、あんたが死んだら良かったのに!」








その言葉を聞いた瞬間理解した。
“父さんは助からなかった”ことを。
そして、母さんは私よりも父さんに生きてて欲しかったのだと。







私はそれから母さんの言葉に頷きも否定もせず聞き続けた。
言いたいことを言い終わったのか、母さんはばたりと倒れた。
急いでナースコールをすると、看護師よりも先に兄さんが来て、冷たい目で私を一瞥すると、母さんを抱いて外に出た。











「私が死ねばよかったんだ。父さんより、私の方が生きてる価値がないんだ」




私が呟いた声は1人になって静かな病室に響く。