豊『玲音、怖かったか?』
「…うん」
豊『無理に逃げ出すのはやめろよ?ちゃんとお金を持ってそこに行くからな。待ってろ』
「うん、そんなことしない。ちゃんと父さんと帰るから。」
もういいだろうと言いたげな顔で私から携帯を奪い取ると、最後に一言だけ言った。
男「警察に言うなんてしたら娘の命はそこまでだ。分かったな?」
2度目の話を念を押すようにして言うと男はブチッと電話を切る。
……逃げないって言っちゃったな。これでやったら男たちに殺されてもおかしくない。
……大人しくしとくしかないか。
私ができることは無事に家に帰った後、警察に話すこと。
そのために男たちの情報を集めないと。
