それから3日後の放課後、教室で担任に頼まれた用事をしていると頬を赤く染めた女子生徒がやってきた。
そして教室に入ってくるなり私を呼ぶ。
「神崎くん!カッコイイ大学生が待ってるよ」
……やっぱり来たか。
「……俺用事あるから」
「“用が終わったらあの公園に来て”って。ちゃんと伝えたからね!」
私の考えなどお見通しだと言いたげな言葉だった。
そこまで見通されているなら……仕方ない。用を終わらせて早く行って帰ろう。
3日ぶりの公園はやはりその人以外の人気がなくて…。
その人は私の姿を見つけると、ゆっくりと歩み寄ってくる。
伊織「来ないかと思った。」
「……この前から2人してなんなの」
伊織「まぁまぁ、まずは元気にしてた?まぁ、元気そうではあるけど」
「……元気だよ」
あの人とは違ってすぐに話をしようとはしなかった。
