いつか再会する時まで




唯一の救いは旭が第7走者、つまり私の前だということ。
旭がいれば、逆転を狙える気がするんだ。





第6走者と旭の間のバトンパスは上手くいった。この時点で、まだ最下位ではあるものの、確実に追い上げていた。
湊たちの白団のすぐ後ろまで迫って、ついに抜かす。
わぁっと、大きな歓声があがり、よりいっそう賑わってくる。







そして、紫苑がいる紫団も抜かし、4位になって私にバトンが回ってくる。3位との差も少ししかない。






旭「玲音!あとは任せた!」

「旭ありがとう!後は任せて!」




さすが、皆というべきだろうか……全員速い。でも、負ける訳にはいかない!
全力で走り、3位だった朔を抜かす。
ほどよい風が心地良い。
あと半分……!というところで瑠衣を抜かす。瑠衣は追いあげようとスピードを上げるも、私の方が速い。