いつか再会する時まで




「神崎?大丈夫か?」


考え事をしていてボーッとしていた私の肩を揺らして顔を覗き込んでくる。
心配させてしまったことに申し訳なさを感じながら、大丈夫だと伝えるように笑みを浮かべる。


「みんなお疲れ、残すは決勝だね」









ただ、この後の準決勝2回戦は旭のクラスと魁斗のクラスがあたることになっている。
どっちが勝つかによって決勝の有利不利が決まる。
同じことを思っていたのか、皆は休憩を取りつつも、控え室で試合の様子を中継で見る。










『次は準決勝2回戦!3ーD対2-D!』


試合前に1列に並んだ魁斗と旭の間に火花が散っているように見えるのは私だけだろうか?
お互いを睨み合っている様子はかなり怖い。それにそれぞれのチームメイトもビビっている。……2人がそれに気づいている様子はないが。





さぁどちらが勝つか……見物だね。
どちらが勝っても私がやることはただ1つ。
勝った方と真剣勝負をすること。