いつか再会する時まで




「あがり」


少し弱くなってたけど、大富豪だったしいいか。私がゲーム強いというのをあまり信じていなかった様子の魁斗と湊は驚きの表情を隠せていない。




「いつもは誰が強いの?」

紫苑「朔が強い。負けるのはだいたい魁斗か湊」


意外、紫苑が答えてくれた。
紫苑はさっきまで口を開かなかったから。








負けたのは湊。


朔「せっかくだから玲音が罰ゲーム決めたら?」



湊が大貧民になった瞬間、罰ゲームの内容思いついたけど……これは怒られそう
そんな迷いを感じ取ったのか、大丈夫?と皆が心配してくれた。




「湊、何言っても起こらない?」

湊「うん。」

「……湊女装似合いそうだから見てみたい」




私の提案にプッと吹き出したのは朔と紫苑。魁斗と瑠衣は大爆笑している


湊「もぅ!なんで女装なんて言うの!僕が皆にからかわれるだけじゃん」

瑠衣「湊、罰ゲームだろ?諦めろ」



爆笑しながら瑠衣がそう告げる。







「次の土曜日かなんかに見せてよ。楽しみにしてる」