凛side 苦戦してる私たちに聞こえてきたのは、玲音の声。 玲音「1ーBファイト!」 思わず顔を上げると、笑顔で私たちを応援する玲音の姿が。玲音に釣られてクラスメイトも応援してくれる。ハッとしたように3年生のクラスメイトも応援を始める。 「玲音……ありがとう」 試合中にも関わらず、あたしは思わず呟いていた。本当は諦めそうになってた。“3年生と試合なんて元から無理だ”って自分を正当化して、逃げようとした。 でも、玲音の声を聞いたらそれはダメなんだって、諦めたらダメだって思い直した。