いつか再会する時まで





瀬那「誰目当てなんだ?」


体育館に着くといきなり瀬那がそんなことを言い出した。思わず飲んでいたお茶を吹き出しそうになる。


「え、…は?」

遥「瀬那」

瀬那「ごめんって。誰か友達居るんだろ〜?」

「じゃあ、そんな変な言い方しないでよね。……あ、いた。あの子」






そう言って凛を指さす。


瀬那「え、めっちゃ可愛いんだけど。彼女にしたいぐらい」


そう呟いた瀬那を睨む。嫌がる凛に近づく男は瀬那たちでも容赦しないから。
瀬那たちなら嫌がる事はしないって分かってるけど、それでも心配。凛の男嫌いが酷くなることを私は望んでないから。
そんな想いが伝わったのか焦りながら私を宥めてきた。


瀬那「いや、冗談だから。可愛いのは本当だけど」

「凛に何かしたら許さないから」

瀬那「(今の姿だと玲音がただの独占欲強い彼氏なんだけど。それ言ったら余計に怒られるな)」