いつか再会する時まで



次は...1000mか。確か瑠衣が出るんだったよね。そう思いながらクラスの場所へ戻ろうとすると腕を掴まれた。



「誰......って瀬那か。せめて声かけてよ。不審者かと思った」

瀬那「悪い悪い。さすが、玲音。速かったな〜。そういや、昼どこで食べんの〜?」

「........どうしよ。考えてなかった。
屋上でも行く?」

智也「屋上なんて行っても大丈夫?体育祭って基本的に用事ない限り校舎立ち入り禁止じゃなかったっけ?」

「...うーん、大丈夫じゃない?理事長知り合いだし。知りあいというか、叔父」




苦笑しながらも智也が「一応許可は貰ってね」と釘を指してくる。.....分かってるもん。
お昼の前にメッセージ送ると約束して、次こそクラスの場所へ戻る。