“そうか。豊さんの妹さんも喜んでるぞ。
次の土曜の夜は空いてるか?玲音がいいなら一緒にディナーでもどうだ?って連絡が来たんだが……”

“空いてるよ。連絡は誠さんに任せます。”


そう返事をしておく。
今から少し緊張してきた。あと6日もあるのにこんな調子で大丈夫だろうか、と我ながら苦笑する。



こうやって生徒会のメンバーで過ごすことが増えて来て、だんだんお互いのことを知っているのは凄く嬉しい。
けど、どこまで踏み込んでいいのか見極めてないのも事実……
人との距離感も考え直さないといけない、と考えながら眠りについた。