朱莉ちゃんの話しが始まった。 「虎田六都くんはメイクアップアーティスト界でも有名な名家の御曹司なの! それにこの学校は六都くんのお母様がデザインした学校なのよ。 それに入学早々、学年問わずファンクラブができてる。 もうこの学校の王子様なのよ!」 と朱莉ちゃんは一気に熱を込めて教えてくれた。言い疲れたみたいで、ゼェハァとしてる。私は大丈夫?と朱莉ちゃんの背中を撫でた。 すると凛くんが勢いよく私の肩を掴んで、 「深乃!帰り、校舎裏に来てくれ!」 と言われた。私は驚いてう、うんと伝えた。