碧色の恋。




コンビニでアイスを買い、店の前にあるベンチに腰掛けた。無言の時間が続く。どう切り出せばいいのか…。



「ことちゃんはさ、七瀬クンのこと好き?」


「…へ?」


「幼なじみとしてじゃなく、異性として。」





七瀬くんのこと異性として────



「…好き、」






しばらくの沈黙が続いた。颯ちゃんの方を見れない。



「…うん、それが聞けて良かったよ。これでおれも諦めがつく。」


「ごめん颯ちゃん、ずっと言えなくて」


七瀬くんが好きだという気持ちと、颯ちゃんに対する申し訳なさで涙が溢れる。



「ううん、いいんだよことちゃんが七瀬クンのこと好きなの知ってたし。それに」


「…それに?」


「…んーん、おれからは言えない。ただ、七瀬クンがことちゃんと幼なじみだってことを言ったのには何か意味があるんだと思うよ。」