青薔薇の至愛




顔を真っ赤にさせた合田君に、見られたことに数秒遅れて恥じらいを感じ、私の顔も熱くなる。


見られたくなくて毛布を株って身を隠すと、自分の心臓の音が嫌みなほど聞こえてきて、余計に意識してしまう。


「つか、合田。なにしに保健室来たんだよ」


「藤永とはぐれたから連絡したら、『保健室』ってメッセージが届いたから来てみれば……バカップルと遭遇ってわけ」


「……?藤永なら元々保健室に居なかったけど」


「まじかよ」



朱ちゃんと合田君の話を盗み聞きするかの様に、そっと毛布から顔をだすと、合田君の顔には眉間のシワがくっきりと刻まれていた。



「あんにゃろう……」


「もしかして、藤永に遊ばれたか?」


「……っ、お前には関係ねーよ」


「年下の癖に相変わらず可愛くないねー合田君。
 小学生の頃となにも変わってない」


「……お前に言われたくねーし。
 つかお前こそ、目、なんで黒いんだよ。
 青かったじゃん、昔は」