なんだか、今日は酷く寂しい。


ヒロに取ってもらったキーホルダーをギュッと、抱きしめながら眠りについた。


次の日になって、今日もヒロに会えないかも知れないなんて思いながらも学校に向かう。


しかし、やっぱりヒロの姿は無いまま3日が過ぎた。


ヒロは調子が悪いのだろうか。
ちゃんと看病して貰っているのだろうか。


不安になって、コンビニに入るとレトルトのお粥を数点購入する。


少し嫌だったが、再度ヒロの家に向かうと扉をノックした。


相変わらず人気が無い。


今回は出掛けているのか、ドアが開かなかったからドアノブにコンビニの袋をぶら下げて家に帰る。


明日は、雑誌の撮影だ。


ヒロに3日も会えないまま、土曜日になってしまい不安になってしまう。


明日も明後日も会えないだろう。
その事実が私を愕然とさせる。


寂しい＿＿


しかし、万全の状態で仕事に望めるようにとベッドに入る。


もう、かなり肌寒いけど暖かくしているんだろうかなんて、ヒロの事ばかり考えてしまうから重症だと思う。


眠りに付いて、朝が来ると撮影の準備を始めた。


なんだか、感じる胸騒ぎ。