「ひ、ヒロ!!凄い!!」
「俺、UFOキャッチャーの達人じゃね?」
「うんうん!」
「それも、るるちゃんにあげる!」
「え、2つも悪いよ……」
「これの、お礼!」


そう言って、お揃いのリングを見せたヒロ。


「分かった!遠慮なく頂きます!」


そう言って、目付きの悪いクマとおどけたクマを抱き締める。


その後、公園に行きまた将来の夢について熱く語る。


ねえ、ヒロ。


私、この時が1番楽しかったんだ。


君の平和な夢に耳を傾けている時が、1番幸せだったよ。


ねえ、ヒロ。