ゲーセンに居たらお金が無くなっちゃうなあ。
「欲しい物取れたし公園に帰ろっか!」
「んー!どうせならるるちゃんに似たクマにも挑戦したい!!」
確かに、2つとも取れたら最高だ__
「ち、ちょっとだけだよ?」
「うん!!」
嬉しそうな顔で目付きの悪いクマがディスプレイされた、UFOキャッチャーに向かい100円いれたヒロ。
ドキドキしながら、行方を見守った。
クマはピクリと動いただけで、取れそうな雰囲気がしない。
「これ、取れない仕組みになってるんじゃ……」
ふと、本音が漏れる。
「あー!失敗したの後1回だけ!!」
「私もお金出すよ……?」
「いいから!」
そう言うともう100円投入したヒロが、アームを操作している。
「引っかかれよ!」
ゆっくりと降りて行った、アームの右っ側がクマの体と腕の隙間に入り込む。
さっきは持ち上がらなかったクマが持ち上がったのだが、アームに引っかかったままで景品出口に落ちない。
「これ、どーなるんだろうね……」
「取れたからおっけいでしょー!」
店員さんを呼ぶと、ぬいぐるみをアームから外してくれて「おめでとうございます」と言って渡された。
「欲しい物取れたし公園に帰ろっか!」
「んー!どうせならるるちゃんに似たクマにも挑戦したい!!」
確かに、2つとも取れたら最高だ__
「ち、ちょっとだけだよ?」
「うん!!」
嬉しそうな顔で目付きの悪いクマがディスプレイされた、UFOキャッチャーに向かい100円いれたヒロ。
ドキドキしながら、行方を見守った。
クマはピクリと動いただけで、取れそうな雰囲気がしない。
「これ、取れない仕組みになってるんじゃ……」
ふと、本音が漏れる。
「あー!失敗したの後1回だけ!!」
「私もお金出すよ……?」
「いいから!」
そう言うともう100円投入したヒロが、アームを操作している。
「引っかかれよ!」
ゆっくりと降りて行った、アームの右っ側がクマの体と腕の隙間に入り込む。
さっきは持ち上がらなかったクマが持ち上がったのだが、アームに引っかかったままで景品出口に落ちない。
「これ、どーなるんだろうね……」
「取れたからおっけいでしょー!」
店員さんを呼ぶと、ぬいぐるみをアームから外してくれて「おめでとうございます」と言って渡された。



