昨日、グイグイ攻めた自分を恥じてしまう。


でも、そのお陰で今日もヒロに会えたのなら満足だ。


「るるちゃん。今日は学校休みなのかと思った!!」


何だかんだで私の事を気に掛けている、優しさが分かる__


「ん……。朝、体調が悪くて……」
「大丈夫?」
「もう、平気だよ!」
「無理すんなよ!!」


ヒロに会いたいから学校に来たんだよ__


そう伝えたいが、私みたいな汚い女に好かれたら迷惑だろう。


「俺の思い違いだったら、ごめんな!!」
「ん?どうしたの?」
「るるちゃんってさー!いつも、自分の事を卑下している気がして気になるんだよね!!」


卑下か。


確かに、私はいつも自分なんてという思考回路だ。


何も言ってないのに、全てを見透かされている感じが嬉しい。


「もっと、自分に自信持てー!!」
「もし、自分に自信持てない理由が有ったらどうしたらいいかな……?」
「そんなもん、大概の人間が自分に自信なんてないだろ!!」
「ちょっ!なのに、私に自信を持てなんて言うの!?」


今日のヒロの言葉は矛盾だらけで、笑いが止まらない。


「そーっす!!そーっすよ!!」