・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・いや・・・・いやいや・・・


いや・・今日土曜日だし・・
仕事じゃないし・・・


いや・・・・だって・・
俺・・今から・・・・・




“アハハ!今月も最下位だったらしいね~?”


いやいや・・・確かに・・・
お世話になったけども・・




“最下位の給料じゃまともにコンビニ弁当も買えないのかい?しょうがないねぇ~印鑑押してやるよっ”


いやいや・・それとこれとは話が違うし・・




“5位!?すごいじゃんかシンジ!
こりゃお祝いしてあげないとねぇ~”



・・・・・・・・・・・・・・・・・


大好き度:小松さん>恵子ママ
可愛さ:小松さん>     恵子ママ
圧倒的:小松さん>恵子ママ


・・・・・・・・・・・・・・・・・




“どら焼き!美味しかったねぇ~。

いやさ、万年最下位だった男がこんな高級なお菓子くれるまで成長したなんて、

アタシゃ幸せもんだねぇ~”




気がつけば、傘を放り出して走り出していた。

土砂降りに打たれながら、小松さんに断りの連絡を入れる事も忘れたまま、


川崎へ向かって、
泣き叫びながら全力疾走していた。