「………紗和。今日、一緒の布団で寝ていい??」


「…………でも悠一さん明日は大学が……」


「何変な事考えてんの。大丈夫、何もしないよ」


「わ……分かってる!!」



 ―――ふと、視線が合う。そして、気持ちが、体がどうしようもなく疼く。



「紗和。もっと俺に落ちろ、堕ちろ、ドロドロに」



 そんなに何回も言わなくても、もう抜け出せないくらいに悠一さんに溺れてる。



 この恋は許されないけど、



 悠一さんも、もっと落ちて、堕ちて、ドロドロに。




END