今日も変わりなく紗和に勉強を教える。
『今日はここまでね』と、紗和の部屋を出ていこうとした瞬間、服を掴まれた。
行動一つ一つが可愛くてヤバイ。
最初は紗和との相性か良くて、ずっと側にいてほしいなくらいだったけれど、今はどうしようもないくらいに紗和に惚れている。
「……私と一緒にいたいって言ったくせに。私といるためにお姉ちゃんを利用してるって言ったくせに。何で平気でお姉ちゃんを抱けるの……」
「平気じゃないよ。シた後はいつもトイレを借りて吐いてるよ。紗和、俺言ったよね。俺への罪悪感で押しつぶされそうになるまで沙羅ちゃんを抱くって」
悔しそうな顔をする紗和。



