南瀬くんがずっと側で肩を擦ってくれた為、だいぶ落ち着いた。
「南瀬くん、ありがとう……もう大丈夫だから。南瀬くんも早く家帰らないと、家族の方が心配しちゃう」
「よっし、それじゃ、姉ちゃんに話に行くぞー!」
「―――え!!? でも……」
「俺、巻き込まれたいって言ったじゃん。間違えた事を間違えたままにしちゃダメって言ったじゃん」
「……………うん、言った」
言ったけど、
でも、それは……今後、南瀬くんと私が付き合っていく上での事だと思ってたから……
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