「保健室行こ」 沙妃に軽くポンって背中を叩かれる。 「なんで…」 「なんでじゃないっ! 調子悪いんでしょ?? なんで学校くんのよー 調子悪い時は休むなんて当然なんだからね? 姫は真面目過ぎなの!」 何も言い返せず沙妃の話を聞く。 そっか。 休めばよかったんじゃん。 そしたら会わなくてすんだのに。 風邪で頭も回って無いのかな、私(汗 ちょっと待って? 沙妃も私も学校に来てるってことは… 「沙妃、皇は? 一緒じゃないの??」