そのまま、運ばれてきた豪華な夕食を5人で食べていると、気付いた時には外も真っ暗で。


洗面台で歯でも磨こうかと思った時だった。


鏡に映る自分…何かが足りないような…⁇




ペンダントがない‼︎


どこに落としたんだろう…よく考えたら、更衣室の時にはなかった気がする。

ってことは、スキー場⁇


私はコートを取って、外へ出ようとする。


「いちごちゃん、どこいくの?」

ギクッ


「ゆ、優斗くん‼︎あのね、ちょっと…自販機に!」


「そっかそっか、夜遅いし気をつけてね?

ついていこっか?」


「大丈夫!ありがとう!」

優しいね、優斗くん。

彩葉ちゃん、いい人見つけたじゃん!