「お前、俺の部屋に入るの禁止な」


「え?どうして⁇」


「当たり前だろ。あんま調子乗んなよ」

そのまま無愛想に出て行ってしまった早瀬くん…。


ほんと、血の凍った冷血男だ。


ガチャリと隣から音が聞こえる。


え⁇

早瀬くんが隣の部屋ってこと⁉︎


あんなに遠い遠い天下の早瀬くんと…1つ屋根の下。


な、なにこのシチュエーション‼︎

「ゆ、夢みたい‼︎」


まぁ、3年間ずーっと報われる予感もない片思いをしてきたわけだし…。


やっと私に光が届いたってことかな⁇