さっきまで慌てて焦った顔で病院に行こうと騒いでいたお姉ちゃんが突然、身を乗り出して私にグイッと顔を近づけてきた。 「一緒にいたらドキドキしたり、苦しくなったりチクチクしたりするの?」 「そう、だけど…」 さっきからそう言っているんだけど、勢いよく復唱してくる姉に押されて返事が弱々しくなる。 なんか、お姉ちゃんが怖い。 「なるほどね」 どうやらお姉ちゃんに訊いたのは正解だったのか、何やら思いついて納得している様子。 私は全くよく分からないけど。