なのにアイツのジャイアンぷりときたら、


「やだって言ってるじゃんっ!!!」
「いいから来やがれ!このブス!!」

断固拒否しているのに授業が終わると、強引に体育館に連れていこうと、私の肩を押さえつけてくるから教室の入り口のドアにしがみついて、必死の抵抗していると、

「不破様どうしたんですか!?」
「竜之介様っ!」
応援のクラスの子分達が駆け寄ってきて、
「おう、コイツを体育館に連れてく。」
「「はいっ!!お手伝いします」」

「ちょっ…助けないさいよあんた達!!」
「不破様の言うことは絶対だ!!」
「はぁあ!?あんた達こんな怪力男に服従してんじゃないよ!!誰かぁぁあっ助けてぇぇえっっ」

子分の男共が加わると、ついに逃れられず私は四方八方からがっちり捕らわれ廊下を引きづるように体育館へと連れ去られた・・・・。