君と出会った夏の日
忘れられない思い出
溶けそうなくらいに暑い日
今でも夢を見る

どんなにさみしいときも
どんなにかなしいときも
いつもいつも
誰も気にかけずに
通り過ぎてく
どんなにうれしいときも
どんなにたのしいときも
いつもいつも
誰も共感せずに
散っていく
人と関わりなんて持たない
誰も声を出さない
ひとりで泣いた冬の日
思い出したくない思い出
凍るくらいに寒い日
悪夢は動かない

なんにもしてないときも
なにかをながめるときも
いつもいつも
なにも考えず
時間だけが過ぎてく
なにかがうれしいときも
なにかがたのしいときも
いつもいつも
なにも感じず
無駄に過ごした
(ひと)()のない場所で
君を見つけた
君と出会った夏の日
忘れられない思い出
溶けそうなくらいに暑い日
今でも夢を見る

すべて忘れていたあの日
すべて思い出したあの日
透明なものが溢れたあの日
今でも思い出す
記憶(パズル)欠片(ピース)が今
つながった