君の心と
これまでの光景
どちらも守れたら
どれだけよかっただろう

いつの間にか過ぎてく日々を
何にも考えずにただ過ごしていた
時の流れに身をまかせ
つまらない日常を送っていた
君の声はじめて聞くまでは
心の叫びあらわにして
君はただ僕の前に姿を現した
「助けて」と叫ぶその光景を
変えてあげたいと思った

君と過ごす何気ない日々
そんな日でさえどれも幸せで
どんな時でも続くなんて
ありもしないことを考えてた
事故(こと)が起きてわかった
君の心と
これまでの光景
どちらも守れたら
どれほどよかっただろう
いつも過ごす毎日が
特別だと知った
この世界の残酷さを
目の当たりにして
結局僕はなにひとつ
変えられなかったのかもしれない