「ありがとう」
そんな言葉じゃ言いあらわせない
そんな言葉じゃ足りないんだ
ぼくの気持ち
気づいてくれたのはきみだけで
なにも言い返せない弱虫なぼくだったから
いつも馬鹿にされて無視されて傷ついて
それでも変わらなかったぼくなのに
きみの声ひとつで変われたんだ
いつもたったひとりのぼくに耳を傾け
うつむいていたら楽しい話をしてくれたから
ぼくは今きみのおかげで
明日を生きることができるんだ

「さよなら」
その言葉はあまりに突然すぎて
心を容赦なく切り刻む
弱虫なぼくはいつまでも伝えられなくて
でもこれだけは言いたいんだ
「いつまでもいつまでもぼくはきみが好きです」
この気持ちに偽りはなくて
この気持ち聞いたきみの顔は
切なく優しく微笑んでいた