でもいつからだろう? 旭の様子はどこかおかしかった。 怒って、頭を冷やすと言ってトイレに行ってしまった。俺はなにか変なことをやらかしたのかと思った。 精神的に辛いと思う。俺もだ。かなりガタがきているから。 だから大丈夫かな、と思って。少しでも休んだ方がいいって言おうとしたんだけど。 ……失敗したな。 これは謝らないといけな── 左手に振り向いた瞬間、目線の先にいた白いスーツの男。 俺は、頭が真っ白になった。 シャンデリアのことを思い出して、背筋が冷たくなって、息が詰まって。