控え室でメイクと着替えが終わり、スタジオに行く。
「瑠海ちゃん、ちょっとついてきて。」
清水さんに手招きされ、後ろをついて行く。
「今日、一緒の時間帯のスタジオを使う、奏くんと響くん。」
「初めまして、柊 奏(ひいらぎ かなで)です。」
「初めまして、藤堂 響(とうどう ひびき)です。」
響さんは、営業スマイルのようなニコっていう笑顔をみせる。
「えっと…、初めまして、海桜 瑠海(うみざくら るあ)です。」
2人と話すことに緊張して、言葉をかみそうになる。
海桜ていう苗字は、私の芸名。
海と桜が好きで、幼なじみの……がつけてくれた。
「それじゃ、奏くんと響くんやるよ〜。」
撮影に入ると、全く雰囲気が違くて。
この2人の演技力に圧倒される。
ーパシャ、パシャ、パシャ
「次、瑠海ちゃん。」
「桜が舞うのをイメージして。」
桜の花びらを舞うのを見ると、目がキラキラして私の心が踊る。
想像するほど、気持ちも上がってゆく。
ーパシャ、パシャ、パシャ、パシャ
「最後に、3人で。」
3人とは?
私と奏さんと響さん?
そう思うと、いっきにカチンこチンに固まってしまう。
だけど、2人の雰囲気に私も頑張らないと。と、思わされる。
2人との撮影は、私の想像をより深くしていく。
今にも、2人に吸い込まれていきそう。
ーパシャ、パシャ、パシャ
「はい、OK」
「瑠海ちゃん、ちょっとついてきて。」
清水さんに手招きされ、後ろをついて行く。
「今日、一緒の時間帯のスタジオを使う、奏くんと響くん。」
「初めまして、柊 奏(ひいらぎ かなで)です。」
「初めまして、藤堂 響(とうどう ひびき)です。」
響さんは、営業スマイルのようなニコっていう笑顔をみせる。
「えっと…、初めまして、海桜 瑠海(うみざくら るあ)です。」
2人と話すことに緊張して、言葉をかみそうになる。
海桜ていう苗字は、私の芸名。
海と桜が好きで、幼なじみの……がつけてくれた。
「それじゃ、奏くんと響くんやるよ〜。」
撮影に入ると、全く雰囲気が違くて。
この2人の演技力に圧倒される。
ーパシャ、パシャ、パシャ
「次、瑠海ちゃん。」
「桜が舞うのをイメージして。」
桜の花びらを舞うのを見ると、目がキラキラして私の心が踊る。
想像するほど、気持ちも上がってゆく。
ーパシャ、パシャ、パシャ、パシャ
「最後に、3人で。」
3人とは?
私と奏さんと響さん?
そう思うと、いっきにカチンこチンに固まってしまう。
だけど、2人の雰囲気に私も頑張らないと。と、思わされる。
2人との撮影は、私の想像をより深くしていく。
今にも、2人に吸い込まれていきそう。
ーパシャ、パシャ、パシャ
「はい、OK」


