Sourire✧

目を開けると、ベットで。

「あれ、ここで寝てたっけ?」

訳が分からなくて、髪の毛をクシャッとする。

謎は解けないまま、朝食を準備し、学校の準備をし始めた。

ーコンコン

「いいよ〜」

「おはよ〜」

少し眠そうにあくびをしながら部屋に入ってくる颯音。

遅くまでゲームでもしてたのかな?

「うん、おはよう。」

「瑠海、ちゃんとベッドで寝ろよ。」

えっと、もしかして…!

「颯音が運んでくれたの!?重くなかった?ごめん。」

「瑠海軽かったし、大丈夫だから。」

ご飯を食べながら、流すように言ってくる。

女子は、体重気にするんだよ!

「あれ、そのネクタイピンは?」

「生徒会の印」

「生徒会なんて入るキャラだったけ?」

「いや……。校長先生に言われたのと、企画だから面白そうだな。て」

「珍しいじゃん、やる気出たんだね。」

「うん、まぁ」

成績の事とも関係がありそうな言い方だったし、それと少しの意欲。

まぁ、ほとんど家とかの作業で良いって言ってたし。

一応、ノートパソコン持っで行ったほうがいいかなぁ。