それに入った時から男の子にジロジロ見られて気分悪い。
だけど桐谷に「お疲れ様です」って挨拶してくる人たちにそれ以上話しかけられたりはしなかった。
もしかして結構、黒帝の中で上の地位にいるの?と桐谷の後頭部を見ながら後を着いていく。
鉄骨でできた階段を登って2階のスペースに来た。
「ここ、幹部部屋なの。女で入るのは永遠が初めてだからビックリされると思うけど心配しないで」
「そう、なんだ」
ガチャ、と開けられた扉。
床はタイルでゴミは落ちてない。家具が配置してあって想像よりよっぽど綺麗な空間だった。
桐谷が「戻りました」と声をかけると落ち着いた色の赤髪の男が近づいてきた。
「燈、お前の女?かわいいじゃん」
「違いますよ、荒瀬永遠ちゃんです。快に用事があるって」
「は?荒瀬って、あの荒瀬!?」
「その荒瀬でーす」
桐谷ビックリして大声を出すその人の前を通って中に入る。
私も会釈しながら小走りで入ったら、中央に置かれているソファから足がはみ出ていた。
こっち側は背面だから誰が寝ているのかは分からない。
すると桐谷がソファに近づいてそこに寝ている人を揺さぶった。
「快〜、お前にお客さん」
……そこにいるのは快なの?
とたんにドキドキする心臓は、いったい何による感情のものなのか。
自分自身の感情の把握できないまま、そこに近づいた。
すると快は上体を起こし、こっちを見た。
だけど桐谷に「お疲れ様です」って挨拶してくる人たちにそれ以上話しかけられたりはしなかった。
もしかして結構、黒帝の中で上の地位にいるの?と桐谷の後頭部を見ながら後を着いていく。
鉄骨でできた階段を登って2階のスペースに来た。
「ここ、幹部部屋なの。女で入るのは永遠が初めてだからビックリされると思うけど心配しないで」
「そう、なんだ」
ガチャ、と開けられた扉。
床はタイルでゴミは落ちてない。家具が配置してあって想像よりよっぽど綺麗な空間だった。
桐谷が「戻りました」と声をかけると落ち着いた色の赤髪の男が近づいてきた。
「燈、お前の女?かわいいじゃん」
「違いますよ、荒瀬永遠ちゃんです。快に用事があるって」
「は?荒瀬って、あの荒瀬!?」
「その荒瀬でーす」
桐谷ビックリして大声を出すその人の前を通って中に入る。
私も会釈しながら小走りで入ったら、中央に置かれているソファから足がはみ出ていた。
こっち側は背面だから誰が寝ているのかは分からない。
すると桐谷がソファに近づいてそこに寝ている人を揺さぶった。
「快〜、お前にお客さん」
……そこにいるのは快なの?
とたんにドキドキする心臓は、いったい何による感情のものなのか。
自分自身の感情の把握できないまま、そこに近づいた。
すると快は上体を起こし、こっちを見た。



